4月10日は医療機関の補助金、支援金の実績報告の締め切りなんです。
僕は2009年に流通科学大学を卒業してからスズケンという医薬品卸で9年働いていました。そりゃもう毎日馬車馬のように走り回ってましたよ。文字通り走り回っていたわけです。誰向けにつけたのか不明のでっかいロゴのついた軽自動車で与えられたエリアを分刻みのスケジュールで訪問するんです。まだ数年しか経ってないのに、今やれ!と言われたらもうできないかもしれません。。それぐらい過酷だったように思います。
それでも楽しいこともすごくたくさんありまして、お取引が増えたり、先生と食事に行ったり、大半はくだらない話をしているわけです。そんなことばっかりしていましたが、意外と薬は売れてました。スズケンという会社がそもそも医薬品卸としては有名なんです。医療業界で働いていないと聞いたこともない名前でしょうし、僕も就職活動するまでは知りもしませんでした。よく見てみると街でけっこう見かけます。最近は青い車になってますよ。
ゆるい感じのキャラクターでやってきたおかけで今でも仲良くさせてもらっている先生やスタッフさんがいらっしゃいます。
コロナ禍で医療機関で仕事されているみなさんも大変な思いをされています。それを支援、補助するために国からお金が支援されているんです。ただ何もしなかったらもらえなくて、申請しないとダメなんですよ。
今でも覚えていてくれたのはすごく嬉しいことで、ややこしいことがあったら近藤に連絡してみよ!ということで何件かの医療機関のお手伝いをさせてもらいました。
これがまたややこしくて、めんどくさい!!何回も同じようなことを記入したり、申請して、変更して、請求して…お国の仕事だな〜と思いながら苦手なパソコンを駆使し、なんとかここまで漕ぎ着けることができました。
後3日ですべて終わらせます。
僕からすると先生から連絡があってお手伝いするのって当たり前なんですけど、支社の先輩からは
「先生と知り合いでえーな!」
とか言われるわけです。
自分が当たり前やと思ってることって案外、傍から見ると当たり前じゃなかったりするんかもしれないなーと改めて感じますよ。ほんとにぶっちゃけ卸の仕事って腹立つこともめちゃめちゃありましたよ。ただ僕はあんまり我慢せず苦手なお客さんには尽くしてませんでしたが(笑)