昨日は僕が名ばかりの監督を務めている大学のアメリカンフットボール部の試合でした。
結果は負けてしまいた。でもここに来るまでにたくさんの苦労をしてきた学生に尊敬の気持ちさえもってしまいます。
アメリカンフットボールというスポーツは決して人気スポーツではないので先ず部員が集まらないんですね。なので勧誘がとても大事なんですね。僕も焼肉を2回おごってもらった義理だけで始めて、アメリカンフットボール歴15年以上になりました。自分でも驚きですが…
でもやってみるとそれぐらい魅力あるスポーツなのは間違いないのですが、勧誘はなかなかうまくいきません。とくにここ最近はコロナの影響もあって新入生との接点が減ってしまい苦戦していました。
それでも諦めず試行錯誤して1年生と2年生を何人か部活に連れてきてくれました。嬉しかったです。
練習も思い通りできない日々が続きました。緊急事態宣言が出れば大学も練習させるわけにもいかず部活動は中止となりました。試合が近いのに悶々とする日を過ごしていたと思います。
学生にとって4年間ってあっという間だと思うんですよね。僕も必死にやってきたはずですがあっという間すぎてあまり記憶がありません。決して強豪校でもなんでもないチームでしたが必死のパッチでした。
そんな限られた時間しかないからこそ、思いっきりできる環境を作ってあげることが大人の役目なんかなと僕は思っているのですが、それも個人の力ではどうしようもできない状況になってしまいました。
この試合を迎えるまでにほんとにいろいろありました。それでも耐えて腐らずやってきた人だけが昨日の試合を迎えることができました。僕はチーム関係者なんで一番近くで試合を見ることができるんですよ。たくさんミスもしましたが、目の前で1プレー1プレー頑張ってやる姿に僕は感動してしまっています。必死にタックルにいく姿、走る姿、キャッチする姿。本当に良いもんです。試合中にウルウルしてしまうぐらいです。単純で困るのですが、これも大学スポーツのコーチや監督を続けられる1つの要因かなとは思います。
基本飽き性の僕が唯一続いているのがスポーツに関わることなんですよ。自分でも好きなんだなーと思います。年をとって体が動かなくなるのが怖いです(笑)
次の試合は秋の公式戦。本番になります。それまで学生と一緒に汗をかきかき熱いシーズンを過ごしたいと思います。
まだ7月前半というのに昨日の試合でありえないぐらい日焼けしてしまいました。アネッサは常に持ち歩く癖をつけたいと思います。
