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2022年7月

  • 2022年7月26日
  • 2022年7月27日

薬局経営者までの道のり②

 前回の続きです。 知りうる人脈に声をかけまくりましたがなかなか次の薬局経営者が見つからず。 もうこうなったら自分でやるか! となったわけです。 勝手に僕が決めてしまってもダメなのでドクターの先生にお伺いをたてました。 「あらゆる手を尽くして経営者を探しましたが見つかりませんでした…先生…もし良かったら僕が購入して薬剤師さんなど集めるというのはどうですか?」 と。そしたら先生もそれはやってくれるならありがたいよ!とこちらもありがたい言葉をいただきました。 良いのか悪いのかまぁなんとかなるやろ。と思うことが増えてきてます。実際にここまでなんとかなってしまったのも良くないですね笑。 ただ今回ばかりはここから大苦戦です。 よしやろう!!と決めた途端に全然知らない薬局さんから僕に連絡がありました。よく行く喫茶店で僕が薬局を買う人を探してるという情報を聞きつけて連絡してきてくれました。 多分この方に話をふっていたら購入されていたと思います。 ここは僕の勝手な判断なんですけど、なんでもタイミングってあるじゃないですか?まずタイミングが悪い笑。というのと正直チェーンの薬局に痛い目に合わされてるわけですから、見たことも聞いたこともない方に「どうぞ」とはなれなかったんですね。 僕はこれは商売ではないので。ここで僕が誰かを紹介したからといってお金が入るわけではないです。完全に先生が困ってるからということだけでやってました。なので…直感ですね笑。直感でちょっと嫌やなと思ったので断りました。すみません。 ここからです。とにかくいろいろやらないといけないことがあります。 とにかく1人でやるのは厳しいなと思ったので前職のコネを使ってコンサルの方にアポイントをとります。調剤薬局というのは自治体?国?に管理されているようなものなので届出関係が非常に細かくて厄介です。 これを1人でやるのは厳しいなと思ったのですぐに連絡をとりました。開口一番。 「大丈夫か?」 と笑。そりゃそうですわね。チェーンの薬局が手を引くぐらいですからそれは即ち儲からない。ということに繋がります。心配もこめて言っていただいたんだと思います。 一応僕もアホですが路頭に迷うのは嫌なのでざっくりどんぶり勘定だけはしたつもりです。赤字にはならんかな〜という目処はありました。 7月中旬ぐらいから届出関係やっていこうと思いますのでよろしくお願いしますね。と伝えました。 その間に僕は薬剤師さんと事務さんの手配です。頭の中でなんとなく働いてもらう時間とか時給など決めて何人ぐらいいるなーとイメージしてましたが、これまたなかなか集まりません。 スズケンにいるときは人材派遣会社でもやろかなと思うぐらい看護師さんや薬剤師さん、事務さん紹介してきたのに…昔とったなんちゃらでした。 そんなこともやりながら同時に薬を買う準備もしていかないといけないことに気付きました。というのもコンサルの方から 「取引のオッケーはもらってるか?最近薬局取引厳しいぞ」 と言われたんですね。そもそもそんなことは考えもしなかったんですよ。僕がまだ薬の営業してるときはとにかく新規開拓!とりあえずなんか買ってもらえ!夜までまわれ!て感じでしたが今は違うみたいでした。 まぁ大丈夫やろうと思い連絡。もちろん古巣に。 えー、ここでいきなり「取引は厳しい」と笑 いやびつくりしました笑。 取引が前提でコンサルもお願いしてましたので1回話は全部なくなり一から全部自分でやる準備をしました。 その間も前職の上司がすごく気にかけてくれていろいろ手配してくれたんです。本当にありがたい話です。 なんやかんやで時間だけが過ぎていきます。 薬もなかなか納品してくれる会社が見つかりません。薬が買えない薬局なんかあるんですね笑。 今の薬局さんが閉めるまで残り2ヶ月… 長くなったのでまた次回!

  • 2022年7月21日
  • 2022年7月21日

薬局経営者になるまでの道のり①

きっとこんな経験はそう何回もできるわけでもないですし、何回もあるわけでもないと思うので誰の参考にもならないかもしれませんが興味があれば続きをどうぞ! 前職のときから大変お世話になっていた先生から一本の電話がありました。たしか5月の中頃だったような…もう記憶が曖昧です。 「〇〇薬局さんが店舗売却して別の薬局さんにかわるみたいです」 と。 業界にいるとよくある話で薬局の売買は日常茶飯事です。最近良い案件があったのでこれまたお世話になっている薬剤師の先生にお話させていただき購入されました。はれて経営者になられたということです。(本来だとM&Aの会社が入って中間利益とっていかれるので高くなりますが僕らは今回は橋渡しだけです。ここもいつか詳しく書きたいです) ひと昔前は調剤薬局ブームでした。今では少なくなってしまいましたが病院の中でお薬をもらうのが当たり前の時代がありました。国の方針で診療と調剤はわけるべきだ!という後押しもあり、ある時をさかいに一気にお薬は外でもらって下さいね〜という院外処方というものにかわりました。 国が「これやります!」と言ったら普及させるためになにをするか。お金をばら撒きます。なので病院やクリニックの前に薬局を出して処方箋を持ってきてくれる患者がいればある程度儲かるということですね。 もちろんクリニックにもメリットはあります。まず薬を管理しなくてよくなります。薬には期限があるので切れてしまうと捨てないといけません。これは損失になります。 人件費の削減にも繋がります。必ずということではありませんが薬剤師を雇っているクリニックもありますのでその分の人件費は浮きます。薬剤師ではなくてもクリニックの中だと薬を渡すことができます。その人ももしかしたらいらなくなるかもしれませんね。なかなか辞めてもらうのは難しいみたいですね… そんな国の後押しとクリニックのメリットもあり、院外処方にしない理由がなくなりました。あるときはコンビニよりも調剤薬局の方が店舗数が多いなんていうときもあったようです。(今もかわらんのかな?) 長らく開ければ儲かるみたいな時代が続いていたわけですが、だいたいボーナスタイムは一定期間で終わります。いきなり「はい!終わり!」はかわいそうなので徐々に来るんですね。今まさにその状態の渦中です。 大きくなった薬局。街歩いてたら同じ名前の薬局、よく見る薬局ありますよね?チェーン店と呼んでます。今はここが儲けにくい仕組みにかわりつつあります。そんな中で今回の話に繋がるわけです。 次が見つかってるなら良かった。と先生には最近よくある話ですよーなんてことを話していました。 それが大どんでん返しの電話が来ます。 「決まってた薬局がやっぱり継承をキャンセルしたいと言ってきたそうです」 ここまでは100歩譲ってまだ大丈夫です。次探せば良いや。ってことなんですが次いで 「でも今の薬局は次の経営者が決まってなくても8月末で閉めます。」 とのことでした。たしか6月の最初の方だったような…(アメフトしてると記憶が飛ぶ人が多いみたいです) クリニックからすると先程述べたメリットを裏返しにして受け入れないといけなくなるんですね。それは長年案外処方でされていた先生には困る話です。さらに患者さんもクリニックの近くにある薬局を利用します。便利なんですね。年をとると遠いところまで歩くのも大変ですし、いつもの慣れたところで薬をもらいたいものです。 それがなくなってしまうとなると。遠いところにお薬だけもらいに行くという患者さんもいるかもしれませんが診てもらうクリニックまで代えてしまう患者さんも出てくるんじゃないかというところまで懸念されたわけです。 なので薬局がなくなるのは困るから誰かやってくれる人おらんかな?というわかりやすく解釈するとそういうことです。 独立希望の薬剤師さん、薬局経営者さん多くはないですが何名かお知り合いもいます。8月末で閉めるということは逆算して7月頭にはいろいろ動き出さないと間に合わないなと思ったわけです。(市やら国やら届出がたくさんあってすぐにやります!とできないんですよ。ここもおいおい詳しく!) そこから声をかけれる経営者さん、薬剤師さん片っ端から連絡しました。 これがまたなかなか良い返事がもらえません。 当たり前といえば当たり前です。理由はわかりやすく儲けが少ないからだと思います。 儲かってる仕事なら売らずに自分で続けるわ!て話なのでそらそやろ。って話です。 そして、少なからず薬局を買い取るわけですからお金がかかります。 借金をして返していくことができるのか?そこまでしてやるメリットがあるのか?まぁいろいろ考えて下さったと思います。 最終的に買うという判断には至らなかったんです。 さー困ったなー。と。 続きはまた。

  • 2022年7月12日
  • 2022年7月15日

お詫び

先日は保険屋やめます。と紛らわしい題名をつけてしまい申し訳ありませんでした。 保険屋は続けます!!笑 続けますが、なんで今更フリーターとかわけわかんないこと言っちゃってんの?!てことなんですよね。 僕ほんとに営業するのが苦手なんです。そりゃ前の会社を辞めるときには多少の勘違いもありました。今思うと恥ずかしい話です。けっこう売れんじゃね?みたいな笑。 よくよく考えてみると会社員だったわけですから会社の看板があるわけです。これにどれだけの影響力があるかなんて考えたこともなかったんですよね。 保険会社に転職して1年目。上司に言われるがまま知ってる方に連絡しまくるという暴挙に出てました笑。あれは精神的にきつかったですね正直。その時点で 「営業むいてないわ…」 と感じたんですよ。俗に言うバリバリ売ってくる人っていうのはどこかぶっ飛んでいて心が強い!!そんな印象があります。立ち飲み屋で横にいる人に急に話しかけて保険売っちゃうんですから笑。これは僕にはできません。 結局会社の看板で僕は薬を売ってただけなんやなーと妙に冷静になりました。そのときに保険屋を辞めようとは思いませんでした。 これ一般の方には理解されにくいんですが保険屋さんはだいたい会社員なんですけど個人事業主でもあるんです。社会保険ももちろん払ってます。でも毎年確定申告もしてます。 1年目はとにかく保険をどう売るかばかり考えてましたが いや待てよと。俺個人事業主やん。なんでも仕事になるやん。 と思ったわけです。それでも保険屋と名乗っていたのは認知だけはしておいてもらいたいなとちょっとした願望もありました。それが良かったのか悪かったのかわかりませんがそれさえもやめようと思うんです。 2年目にちょうど保険会社を辞めて代理店といって保険の窓口みたいなところに移籍しました。このときにはすでに別の仕事が1つあったんですよ。 なんやかんやしてる間に知らん間に仕事になったというのが正しいでしょうか。 今では保険の仕事。実は3年連続保険屋さんなら誰もが知るやつに入賞してるんです。お前がなれるなら誰でもなれる!とか言わないで下さいね。 クリニックの事務長?とおこがましい肩書きをいただいてるのが3件。薬局の相談役というこれまたおこがましい肩書きが1件。そして時給200円のカレー屋。 最近これは内緒ですがバイトも始めました笑。冬には狩猟家デビュー予定もあります。 そしてこの度9月から調剤薬局のオーナーになることになってしまいました笑。 すごい!! と言っていただくことが多いんですが全然すごくないんです!!これはちゃんと説明しておかないとやってる感が出てしまうのでまた改めてことの経緯をブログにしますね。 とこんな感じで今日はなんやったけ?!今日は何屋さんや?!ってなってます。 仕事って会社に勤めてるときはやらされるもの=我慢してやるもの。というイメージでしたが辞めてみると全然違うことになりました。 嫌々やってることが極端に少なくなったなーと自分でも思います。もちろんゼロにはなりませんよ。基本苦手なことが多いので辛いときも多々ありますが以前に感じていた辛さとは違う気がしています。 なんやかんやで楽しく生きてます。いつもありがとうございます🙇🏻

  • 2022年7月8日
  • 2022年7月12日

保険屋やめます。

表題の通りです… 保険屋と言うのをやめようと思います。 というのも「保険屋」って言うことのメリットって全然ないなと感じたわけです。 僕が受けたセミナー、まわりの先輩や後輩の話や生き方を見ていて保険屋というのは本当に良い仕事だと思う一方、僕は(僕らは)個人事業主であることを忘れてはいけないなと。 これはいつも考えています。 個人事業主というのは読んで字の如く個人で事業をする者なんですね。誰かが指示をくれることもありません。なにをするかも誰と仕事をするかもしないかも、どこに行くのかも全部自分の責任なんです。 なので毎年、毎月、毎日なにか新しいことを考えてます。もしかしたら普通の保険屋さんは保険を売ることを考えているのかもしれません。僕はどうやって好きなことや楽しいことを仕事にしていくかを考えるのが好きみたいです。 今まで自己紹介するときや、お仕事なにされてるんですか?と聞かれたとき悩んだときもありました。FPです。って言うのは胡散臭くて嫌いです。だいたい保険屋です。保険を売らないFPは誰か別の人に保険を売ってもらって対価を得ています。だから保険屋です。言いたくないのはすごくわかります。「保険屋です」と言ったあとの壁みたいなものはすごく感じるんですよ。先人達が培ってきたイメージかなと思います。今の保険屋さんになんとなくイメージするゴリゴリ営業してくるおばちゃん?みたいな人って絶滅危惧種やと思うんですけどね。 ということでこれからはフリーランスって名乗ろうかなーと思ってました。でもフリーランスって僕らしくないなと思ったんですね。スマートな感じしませんか?パソコンとか使いこなしてそうな。ちょっと違うなーと。 ということで今日からフリーターです!笑 お仕事なにしてはるんですか?と聞かれたら 「フリーターです笑」と言うことにします。 35歳でフリーターになりました近藤亮介を今後ともよろしくお願いします!!

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